JSPO-ACP@柔道場
全国に広がれ!@柔道場!
全日本柔道連盟では、多くの子どもたちに柔道を長く続けてもらうために、このJSPO-ACPに着目し、2022年から全国的な展開を計画。
オンライン柔道教室や、全日本少年少女武道(柔道)錬成大会でも実施し、柔道の稽古にACPを導入する取り組みを進めています。
2023年2月にはJSPO-ACPを活用した柔道指導者研修会を講道館で開催し、その場に招集された全国各地の先生方10数名が、現在の全柔連エバンジェリストとして任命されています。
2024年2月10日(土)に、全日本柔道連盟の主催により講道館大道場で開催された、
「日本スポーツ協会アクティブチャイルドプログラム(JSPO-ACP)及び柔道版ACP「@柔道場」を活用した柔道指導者研修会」
では、日本スポーツ協会からJSPO-ACPについての講義とアイスブレイク、
そして柔道版ACPとして「JSPO-ACP@柔道場」を初披露!
楽しい運動遊びだけで終わらせず、柔道に繋げるようにしたいと、全柔連エバンジェリストの先生方がweb会議や対面会議など、約一年かけて「JSPO-ACP@柔道場」の指導案を作成しました。
研修会には全国各地から50名以上の先生方に集まっていただき、
指導案を皆で楽しみながら体験していただきました。
【受講された先生方からの貴重なご意見(別ページからの転載です)】
体験してみてとても楽しかったです。
靴下取りやしっぽ取りなどは工夫すれば親子など多世代の方々でやれる可能性はあると思いました。
自分で体験してみないと大変さや楽しさは気付かないものですね。
まずは畳の上まで来てもらうことが必要だと思います。
自チーム内で行うだけでなく運動(柔道)体験してでも使えると感じました。
内容てんこもり、また今後の発展要素も大変あり、自分でアレンジしていったり展開を考えていけそうで、素晴らしい講習会でした。
靴下取りやボール、お手玉を足払いでダンポールに当て、相手の陣地まで押し込む遊びなど、理にかなった楽しい運動(ボール、お手玉、水平に蹴らないと上に上がって当たらない)が盛りだくさんでした。
柔道でも内発的動機付けという言葉が使われ始めてうれしいです。
とにかく楽しかったです。 エバンジェリストの先生方が考案した柔道×ACPプログラムは幅広い層の子ども達から喜んでもらえるだろうと実感しました。
あとはこの素敵な要素をいろいろな価値観を持つ指導者側へどう種蒔きをしていくのかは大きなポイントに感じています。
今あるプログラムもこれから作られるプログラムも進化できるコンテンツだと思うのでワクワクしますね。
指導者側で考案するだけでなく、子ども達と一緒にプログラムを作っていくもしくは子ども達に作ってもらうと柔道を科学できて、柔道の更なるおもしろさを体験してもらえそうです。
ACP×柔道はこれまでにも全国の各道場で子ども達が楽しむためにはどのようなメニューがいいかな?と各先生方が思案され、各道場に各あそびがあることを再確認できました。
各地のエバンジェリストの先生方が強い味方となってくださる事で相談しながら、活動を広めやすくなるものになっていくに間違いありません。とてもありがたく思います‼️
またこのプログラムの最大の魅力は一連の考え方そのものをACPと呼ぶものなので、保護者様や、生徒自身が練習メニューにACPを取り入れて、自ら練習メニューを開発して指導者と共同していくことができるようになれば「自発的なスポーツ活動」へ導いていくこともでき、生徒主体の環境づくりへも繋がってくるので魅力が高まりますよね。